わたしたちのめざすもの
筑後わかたけ福祉会は、1983年に開所した小規模作業所『わかたけ共同作業所』の目的である、「障害の種別・程度に関わらず、障害者が働け、その発達が保障される場として事業を展開し、障害者が地域の中で、より豊かなくらしを築いていくこと」を発展させるために、設立した法人です。
小規模作業所『わかたけ共同作業所』では、開所以来、障害者・関係者の要求及び創意を大切にした運営に努力し、多くの人々と手をたずさえて関係者一丸となって様々な事業に取り組んできました。
社会福祉法人筑後わかたけ福祉会では、小規模作業所『わかたけ共同作業所』で培ってきた共同の精神を大切にし、障害者の「働く場」を軸とし地域で当たり前に生きるための保障をより一層前進させていくことをめざします。
1.わたしたちは、すべての障害者一人ひとりが、主人公として精一杯働き、人間と
してたくましく豊かな人生を築くことをめざし実践をすすめます。
2.わたしたちは、障害者・関係者の一人ひとりが大切にされる話し合いをもとに民
主的運営をすすめます。
3.わたしたちは、地域のすべての人々の理解と協力をもとに、障害者も地域の中で
一人の人間として安心して暮らして行けるよう、運動をすすめます。
4.わたしたちは、実践・事業・運動の未来を切り拓くため、全国の教訓から学ぶと
ともに、さまざまな科学や技術の成果から学び、創意的に作業所づくり運動をす
すめます。
5.こうした取り組みを発展させるために、関係者全員が協力し、力をあわせて前進
します。
理事長 下川 聖人
筑後わかたけ福祉会わかたけ作業所の前身『わかたけ共同作業所(無認可)』は、「私もなにかしたい、私も働きたい!」という一人の障害を持った青年のひとことがきっかけとなり、厳しい運営予算や状況の中、関係者の熱意と創意工夫で運営されてきました。
「たった一人の思いや願いも疎かにしない」という『わかたけの原点』を肝に銘じ、地域の多くの皆様のご理解とご支援を力とし、仲間(利用者)を真ん中に据えた実践を進めます。どうか、皆様の応援をよろしくお願いいたします。